【報告】平成17年日台共栄の夕べ

日本李登輝友の会
【報告】平成17年日台共栄の夕べ

天皇誕生日であった昨晩、日本李登輝友の会主催「平成17年日台共栄の夕べ」が池袋のメトロポリタンホテルで行われ、約200名が集まった。第二部は李登輝先生の来年の来日を期待しつつの和やかな忘年会となった。

第一部の開会挨拶をした小田村四郎会長は、台湾の地方選挙に触れ、「台湾アイデンティティを確立して、独立国家としての体制を名実ともに示して欲しい」と台湾に呼びかけた。

「世界の運命を決する台湾問題」という題で講演した岡崎久彦副会長(岡崎研究所所長)は、台湾を巡る米中関係が世界史を決めるが、その鍵が、日本の集団的自衛権という詰まらない話であると語った。日本は過去三十年、集団的自衛権を行使できないという奇妙な立場をとっているために、無能力者として近隣諸国の信頼を勝ち取れず、逆にアジア各国の中国よりの姿勢をもたらしている。その結果が、日本の安全保障委員会常任理事国入りの共同提案者で、日本に一番近い国がキリバスだという結果を招き、常任理事国入りの失敗につながっているという見方を示した。深い海を持つ台湾が中国に取られれば、東南アジアの交通網が中国に押さえられ、東南アジアが中国にコントロールされるようになる。ここで、集団的自衛権が行使できるとなれば、台湾海峡は一気に安定する。昔は社会党が予算を楯にとって、この奇妙な政府見解の確認を要求していたが、今は、そのような抵抗がない。遅きに失したので外交的には大変だろうが、やるしかない、と政府に決断を迫った。

第一部閉会の挨拶に立った林建良常務理事は、台湾地方選挙の敗因の一つは、日米が圧力を掛け台湾人の自信を喪失させたためだったとして、バランスをとるために、日本政府が「台湾の将来は台湾人が決めるべきだ」と明言する必要があると訴え、会場から大きな支持を得た。

第二部大講演会では、南部利昭宮司や園田天光光育桜会理事長のスピーチがあった。乾杯の挨拶に立った日本国際青年文化協会会長の中條高徳会長が、中国による個人攻撃を受けた経験を語り、「中国に備えなければならないのは台湾だけでなく日本だ」と日本社会の覚醒を呼びかけた。また『WiLL』2月号で、李登輝先生の「中国はガン細胞」という論文が掲載されると紹介した。

今回初めて、くじ引き抽選会が行われ、青森から参加した中西さんと、父親が台湾製糖創業関係者であるという男性に特賞が当たり、本土化を進めているというチャイナエアーから航空券が贈られた。

また、李登輝学校研修団卒業生が壇上でリードし、李登輝先生賛歌「阿輝伯(アフイペ)」を、全員で合唱した。

李登輝学校研修団の報告で登壇した石川公弘団長は、日本からの卒業生が1000人を超えれば日本も良くなると、李登輝学校への期待を語った。

閉会の挨拶に立った黄文雄常務理事は、台湾という21世紀最大の問題を共に考えて行きたい、と締めくくった。



『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html『台湾の声』バックナンバー http://taj.taiwan.ne.jp/koe/『日本之声』http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe Big5漢文





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