「戦前の偉人、正当評価を」 台湾の実業家・許氏強調 八田技師夫妻友好の会と交歓 (転載)

日台交流
2006年5月10日更新
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「戦前の偉人、正当評価を」 台湾の実業家・許氏強調 八田技師夫妻友好の会と交歓
 【斗六(台湾中部)9日宮下岳丈本社記者】台湾を訪問中の「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」(金沢市)の一行は九日、企業グループである「奇美実業」本社(台南県)で、同社の創業者である実業家、許文龍氏を表敬した。台湾の近代化に尽くした金沢市出身の八田與一技師を敬愛する許氏は「戦前の偉大な人たちが現在の日本ですっかり忘れられているのは残念。過去の日本人が(中国)大陸や台湾でどういう立派なことをしたのか、正当に評価すべきです」と強調した。

 許氏は、コンピューター用の樹脂などを生産する「奇美実業」を台湾屈指の企業に育て、李登輝前総統や陳水篇総統などに強い影響力を持つ経済人として知られ、近年、中国が許氏を「中台の統一を妨げる台湾独立派」として非難を強めていた。中国政府は大陸に進出している同社に、新規の銀行融資を止め、従業員を逮捕するなど有形無形の圧力を加えたとされ、許氏は昨春、やむなく「台湾独立は戦争をもたらす」との声明を出すことを余儀なくされた。

 表敬の席でも許氏は「大陸との問題で表には出られない」と苦衷をのぞかせていたが、親交のある八田與一技師の長男、八田晃夫さん(85)と抱擁して再会を喜んだ。自らバイオリンを演奏し「友好の会」一行をもてなし、許氏の伴奏で、八田さんも「軍艦マーチ」を歌い上げ、交歓のひとときを楽しんだ。一行は十日、八田技師ゆかりの雲林農田水利会を表敬する。
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