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本日のテーマ 「こ と ば 」 2003年3月8日 第31号

台湾について
台中会:メ-ルマガジン
「遥かなり台湾」

http://www.m-t-o.co.jp/taitiyu-maru.html
から引用しました。

2003年3月8日 第31号  
   本日のテーマ 「こ と ば 」

 「現在、台湾のテレビニュースはいくつの言葉(何語)で放送されて いるでしょうか?」
日本人でこの問題を正確に回答できる人はかなりの台湾通と言えるで しょう。正解は中国語、台湾語、客家語の3つなんです。
これは台湾の特殊事情を表わしています。
一昔前までは台湾語は禁止 されていたのです。公的な場所では中国語で話さなければならなかった んです。
それが最近の民主化政策により、だんだんと緩和されるにつれ 上記のような結果になったのです。
*ちなみに、台湾では中国語(北京語)のことを国語と言っています。
 台湾に来る時は団体ツアーでなく、個人旅行をお薦めします。
それは 台湾の人達の生活に身近に接する機会が多いからです。
ある人は「外国人 と友達になれる方法はその国の人達が食べるものを一緒に食べること。」 と言っています。
台湾はまさにグルメの人にぴったりです。
一口に中国 料理、台湾料理といっても種類が多いんです。そして、食べながら彼らの 話している言葉に耳を傾けてみて下さい。
こんなに狭い台湾でも所に よって言葉が違うのです。
台北は政治、経済の中心ですから、もちろん国語。 そして、新竹県・苗栗県などの中部に住む客家人と呼ばれている人達は 客家語で、台中、高雄では台湾語が町のなかでも、会社のなかでも広く 使われているのです。
 台湾に住み始めた頃は、国語と台湾語の区別がつかず、同じように聞こ えたんです。
そのうち、ある日本人の先輩がこう教えてくれたんです。
「若い人同士の会話は国語、中高年者の会話は台湾語が多いよ。」
 歴史的・時代的な背景により、台湾では出身や世代によってそれぞれ 話す言葉が違うのです。
まず、台湾生まれの65歳以上の日本教育を受け た人達はほとんど台湾語で話し、日本語の話せる人もおおぜいいます。
年配の人同士で話す時は日本語でという人も目立ちます。
しかし終戦後、 外省人と呼ばれている大陸からやって来た人達は中国語を使い、台湾語 の話せる人は少ないんです。
終戦後は中国語教育に変わったために戦後 生まれの若い人達はほとんど国語で話し、中高年層は両方話せますが、 国語より台湾語のほうが素直に自分の感情が表現できると言います。
*戦前から台湾に住んでいる人達は自らを「本省人」、戦後大陸から来た 人達を「外省人」と区別してきました。
しかし、戦後半世紀が過ぎた現在、 この言葉は死語になりつつあります。
台湾生まれの人達が総人口の大部分 を占めるようになってきたのですから。

 同様に、山地人(戦前は高砂族)と呼ばれる原住民の人達も世代により 違うのです。
原住民は9つの部族に分かれ、それぞれの部族によって言葉 が違いますが、自分の部族の言葉を話せるのはお年寄りの人だけで、若者 は国語なのです。
それは山地人の言葉は話し言葉だけで文字がないことも 原因の一つかもしれません。
そして、面白い事には、かれらの共通語は日 本語なんだそうです。
それは、台湾がかって日本に統治されて、徹底した 日本語教育が行われていたからなんです。
考えてみると、昔の日本人は、 首を狩る習慣のありかつ言葉の通じない原住民の人達を相手に、日本語を 教えたのですから、想像できないくらい大変だったと思います。

 そんな訳で今、台湾では、こういう人達が見られるのです。
一つは老人 大学で国語を勉強しているお年寄りの人達、次は「私も台湾の米を食べて大きくなった台湾人です。」と言って台湾語を学んでいる外省人の人達。 そして「これからの社会は英語ができないとだめよ。」と言って幼稚園児に英語を習わせる母親達や日本語が全然話せないのにカラオケで日本の 歌を上手に歌っている人達。だんだん消えていく原住民の言葉を残そうと努力している人達。そして最後は、ぼくのように365日ずっと日本語だけ で暮らしている人もいるのです。
ああ、台湾はなんてすごい所なんでしょう。                         (台湾見聞録P31)

**台湾では平埔族(比較的平地に居住地域がある原住民)の言語を含めると何と 20数種もの言語で話されていますが、教育部(文部科学省に相当)ではこのほど「言語平等法草案」を完成し、台湾で使用される言語の内、原住民と認定されている11種族の原住民言語、台湾で一番話されている台湾語、教育で使用されている国語(台湾式北京語)が「国家言語」であるとともに言語、文字の使用が 一律で平等扱いされると明記されています。
 草案ですと、各レベルの地方自治体がその地域で使用する言語で地名を命名、 標識することも可能になる他、自らの種族の言語または文字を使用して命名する 権利も認められます。
 「国家言語」とされた言葉は、原住民十一種族の言語【アミ(阿美)族、 タイヤル(泰雅)族、パイワン(排灣)族、ブヌン(布農)族、カバラン([口葛]瑪蘭)族、ピウマ(卑南)族、ルカイ(魯凱)族、ツオー(鄒)族、サイセット(賽夏)族、ヤミ(雅美)族、シャオ(邵)族】、客家語、台湾語 国語(台湾式北京語)の十四種類。
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米紙で台湾の名称変更主張 李前総統 海外ニュース - 10月20日(木)11時36分 | Home | 動き出した台湾客家政策 西江智彦  2003/03/04 (転載)

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2005/10/20 (Thu) 11:45 | # | | 編集

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