台湾を矮小化する地球儀・地図の改善求める講演会が開催 〔転載)

台湾正名運動
台湾を矮小化する地球儀・地図の改善求める講演会が開催

台湾週報《2008年2月4日》

 台湾を中華人民共和国領と矮小化して表記する地球儀や世界地図等
の改善を求め、「日本李登輝友の会」、「台湾研究フォーラム」、
「メールマガジン『台湾の声』」が主催する「2・3『偽造地図を追
放せよ!』緊急国民集会」と題する講演会が2月3日、東京都内の文
京区民センターで開かれた。

地球儀に関しては、備え付きのペンで地球儀上の地図を指すと音声
が流れる地球儀「スマートグローブ」(学研トイズ)が、台湾を「台
湾島」と矮小化して表記し、「台湾島」を指すと「中華人民共和国」
の音声情報が流れるように製作していたことが1月9日の「夕刊フジ」
で大きく報道され、発覚した。台北駐日経済文化代表処の朱文清・広
報部長は翌10日に学研トイズに対して厳正なる抗議を行い、正しい
表記に改めることと同製品の販売中止を求めた。同社は「不適切な表
現・表記があった」と認め、販売中止を決定した。

 学研トイズの地球儀販売中止をきっかけに、他メーカーも同様の問
題があったことが次々と知られるようになり、台湾を矮小化する地球
儀・地図表記問題の存在が注目を集めた。

 同集会では、4人によるリレー講演の形式で進められ、永山英樹・
台湾研究フォーラム会長が「学研地球儀で暴かれた中国監修の偽造地
図」、柚原正敬・日本李登輝友の会事務局長が「台湾を中国領とする
外務省ホームページ」、台湾週報編集の西江智彦が「台湾を中国領と
教える地理教育」、林建良・台湾の声編集長が「外登証問題―中国扱
いは地図だけではない」をテーマにそれぞれ発表した。

 永山氏は、今回の学研トイズの地球儀に関して「子どもたちに誤っ
た情報を与えるものだ」と批判し、中国から抗議が来たら「日本は台
湾を中国に返還したことはないと反論すべきだ」との考えを示した。
台湾を中国領とする地図表記を日本側が受け入れることは、日中共同
声明の誤解釈から起こっていると指摘し、「日中共同声明を理解し尊
重した地図だから正当だというのは拡大解釈だ」と強調した。

 柚原氏は、日本の外務省は今回の地球儀問題に関して、台湾が中華
人民共和国の領土であると誤解するような表記は望ましくないという
見方を示したことを説明し、これまで外務省のホームページ上の地図
は台湾を中華人民共和国と同一色で表示していたが、地球儀問題後に
色を消すなどの変化が見られたことを紹介した。また柚原氏は、日本
政府は台湾の領土位置づけに関して「独自の認定を行う立場にない」
としているが、外務省ホームページ上にある中華人民共和国の面積が
台湾を含んだ数字になっていることや、学校地図帳で台湾が「194
5年 中国に返還」などと政府の見解を超えた表記がある問題点を説
明した。

 西江は、1972年以前の学校地図帳の統計は、中華人民共和国の
面積を956.1万平方キロメートル、中華民国(台湾)の面積を
3.6万平方キロメートルとしていたが、日中国交樹立以降は中華人
民共和国の面積が959.7万平方キロメートルに増えており、台湾
の面積3.6万平方キロメートルを水増しした上、地図表記において
も台湾を中華人民共和国の一部として表記していると指摘した。その
うえで、「台湾は何年何月何日に中華人民共和国と統一したのか。
『地理』と『歴史』で矛盾が起こる」と指摘し、「地図は特に外国の
部分に関しては、真実に基づいて政治フィクションを排し、中立的に
現状をそのまま表記すべきだ」と強調した。

 林氏は、外国人登録証で台湾人の国籍が「中国」籍とされているこ
とに関して、法務省が戦後一貫して台湾人の国籍を「中国」と表記し
ているのは台湾が「中華民国」を名乗っているからだとする一方で、
台湾が国家正常化のために国民投票を実施しようとすると、日本は代
表を送って総統府まで乗り込んで異例の申し入れをしたと語り、日本
人に対して「誠実であってほしい」と訴えた。

 同集会では最後に決議文が読み上げられた。同決議文では、「(日
本の)国内企業が製作する地球儀や地図のほとんどが、台湾と中国と
の間に国境線を引かず、あるいは両国を同一色で表示して、台湾を中
国領土として表記している現実」は、「台湾を中国領土と認めない立
場にありながら、台湾は自国領土だとする中国の主張を敢えて明確に
否定することのできない(日本)政府の媚中姿勢と無関係ではない」
と指摘し、外務省のホームページ上の地図では「長年にわたって台湾
と中国を同一色で表記してきた」うえに、「地図とともに表示される
中国の面積の数値も、台湾を含めたまま改めようとはせず、相変わら
ず国民に間違った情報を提供している」と批判した。

 さらに同決議文では、「文部科学省は教科書検定において、台湾を
中国領土と表記する地図帳などの学校教科書を合格させ、長年にわたっ
て生徒たちに誤った知識を押し付け」てきたことを指摘したほか、
「法務省の外国人登録においても、台湾出身者の国籍を中国出身者と
同様に『中国』と表記し、両者を同一国民として扱い、外国人の明確
な身分を示すための登録を、自ら形骸化させている」と、在日台湾人
の権利にかかわる外国人登録証問題にも言及した。そのうえで、日本
政府、外務省、文部科学省、法務省等に対し、誤った措置を直ちに改
めるよう求めた。



本誌姉妹誌『日本之声』掲載写真
http://nihonnokoe.blogspot.com/2008/02/koe_03.html
なお同日の模様は、台湾の通信社「中央通訊社」を通じて、台湾に伝
えられた。


『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html

 
関連記事
スポンサーサイト
【論説】南京大虐殺の真相  時局心話會代表 山本善心 (転載) | Home | 提案:『日本の命運は台湾にあり』 (永山英樹著、まどか出版刊)を全国のコミュニティ図書館に備えて貰おう!!  〔転載)

コメント

コメントの投稿


非公開コメント

このページのトップへ