台北市開催の国際大会「中華民国」旗掲揚されず <台湾の声ニュース> 2005.11.11

台湾の声 メルマガ
<台湾の声ニュース> 2005.11.11

台北市開催の国際大会「中華民国」旗掲揚されず

 台湾紙「自由時報」の11日付け報道によると、台北市で開催中のアジア
スケート大会において、会場内に掲げられている万国旗が、中国の「中華
人民共和国」国旗は掲揚されているのに、主催している台湾の「中華民国」
国旗が掲揚されていなかったことが発覚した上、明日から台北市内で行な
われる国際ジムカーナカーレース大会でも会場に「中華民国」国旗が掲げ
られていないことが明らかになった。

 台北市政府の体育処長は、スポーツに政治を持ち込まないために国際大
型スポーツ大会は「オリンピック方式」に従うとし、会場では「中華民国」
国旗の代わりにオリンピックマークと梅の花と中国国民党マークを組み合
わせた「中華台北Chinese Taipei」旗を掲げる。しかしながら、ジムカー
ナ・カーレースはオリンピックとは関係がなく、台北市議員から市の対応
を批判する声があがっている。

 馬英九・台北市長は中国国民党主席も兼任し、2008年の「中華民国」の
総統(大統領)選挙に出馬する可能性が高い人物とされている。しかしな
がら、馬市長は中華人民共和国に配慮するために「中華民国」の国旗をし
まってしまった。

 民進党と台湾団結連盟(台連)は国際社会で通用しない「中華民国
Republic of China」の国号を「台湾共和国Republic of Taiwan」に「正名」
することで国家を正常化する台湾建国目標のため、「中華民国」という現
状は認めながらも、「中華民国」旗を台湾の国旗とは認めていない。これ
は馬市長が「中華民国」旗を掲げない理由とは180度異なる。

 中国国民党は「一つの中国」を前提とする和平促進法に賛成し、中華人
民共和国に配慮するため「中華民国」旗は掲揚しない。与党の民進党は台
湾建国の目標のために選挙会場では「中華民国」旗は掲揚しない。「中華
民国」という国号と「中華民国」旗は、民進党からだけでなく、遂に国民
党主席からも見捨てられてしまった。「中華民国」は国際社会だけでなく、
台湾内でもますます無用の長物となりつつある。 


『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html
『台湾の声』バックナンバー http://taj.taiwan.ne.jp/koe/『日本之声』http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe Big5漢文
関連記事
スポンサーサイト
【お知らせ】台湾関連講演会 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載 | Home | 千葉台灣教會「文化講座」 (台湾語) 盧千惠女士(台灣駐日大使夫人)

コメント

コメントの投稿


非公開コメント

このページのトップへ