【読者便り】李上甲氏、日本国政府から台湾人として叙勲される

論文 論説
【読者便り】李上甲氏、日本国政府から台湾人として叙勲される

                   荒木純夫

 さる11月3日の文化の日、平成17年度秋の叙勲等の受章者の発令が、内閣府から行われた。この中で、財団法人台日経済貿易発展基金会董事・常任特別 顧問であり、台日商務協議会秘書長である李上甲氏が、「日本・台湾間の経済交流促進に寄与」したとして、旭日小綬章を受章したことがわかった。
http://www8.cao.go.jp/intro/kunsho/list_hp/02gaijin_list.html

 上記のページから受賞者の名簿がダウンロードできるので、是非ダウンロードして名簿を見ていただきたい。李上甲氏の国籍と現住所の表記が、国籍の部分 は横線になっていて、住所は「台湾台北県永和市」となっている。

 この叙勲は、日本国政府から台湾への重要なメッセージを含んでいるような気がする。

 まず、国交がない台湾の要人を叙勲しているという点である。叙勲したということは、台湾の存在を認めていることになる。また、微妙な表記であるが、国 籍に「中華人民共和国」とも「中華民国」とも、「中国」とも表記していない。そして住所の先頭に「台湾」と表記している。しかも受勲理由が「日本・台湾 間」となっている。国籍表記が横線でなしということに不満を覚える向きもあるであろうが、暗に「台湾」という名称が日本国政府の公式文書に記載されてお り、台湾が中華人民共和国でないことも示している。

 私は、これは正名運動のひとつの成果ではないかと考えるのであるが、いかがであろうか。地道な粘り強い運動が今後も必要であることと、また、現在懸案 となっている地図表記問題等についても、日本国政府の回答がここにあると思う。




『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html

『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe Big5漢文
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